畳
藺草を編んだ表と藁床からなる床材。一枚の寸法が間取りの基準となり、日本建築の単位として機能してきた。
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Japendの記事に登場する伝統的な日本語の用語を、読み方と簡潔な解説とともにまとめた小さな辞書。
四つのカテゴリーに分けて、二十一の言葉を収録しています。
建築・建具・素材の用語
藺草を編んだ表と藁床からなる床材。一枚の寸法が間取りの基準となり、日本建築の単位として機能してきた。
関連記事: 畳の上に流れる、もうひとつの時間木枠に和紙を張った建具。直射光を散らし、視線を遮りながら、室内に拡散光だけを取り入れる装置。
関連記事: 障子越しの光、午前と午後で違う角度のこと土壁と漆喰で塗り重ねた、火と湿気に強い倉庫。商家や農家が貴重品や米、酒などを保管した。
関連記事: 蔵の前の静けさ、夜十時の小さな町で消石灰を主原料にした白壁の仕上げ材。湿気を吸放出する「呼吸する壁」として知られる。
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楮、三椏、雁皮などの植物繊維を漉いた日本の手漉き紙。良質なものは百年以上の耐久を持つ。
関連記事: 和紙と職人の手、紙が「育つ」ということの意味クワ科の落葉低木。和紙の主原料となる繊維の長く丈夫な内皮を持ち、栽培にも野生にも見られる。
関連記事: 和紙と職人の手、紙が「育つ」ということの意味六十度の急勾配の茅葺き屋根を持つ伝統的な木造民家。豪雪地帯で発達し、釘を使わず縄で結ばれる。
関連記事: 合掌造りの冬、屋根を支える縄の話山藤の蔓を束ねて作る縄。柔軟に伸び縮みするため、合掌造りの骨組みを長期間支える。
関連記事: 合掌造りの冬、屋根を支える縄の話ウルシ科の樹液から採取される天然樹脂塗料。湿度70〜80%で硬化し、紫外線と水に強い塗膜をつくる。
関連記事: 朱と漆、社殿の色が褪せない理由神社建築に用いられる赤色顔料の総称。本辰砂、鉛丹、合成顔料があり、漆と混ぜて使われる。
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茶の湯のために設えられた小さな部屋。三畳から四畳半が標準で、躙り口や床の間を備える。
関連記事: 茶の間の姿勢、身体が先に覚えること高さ約六十五センチの茶室の小さな入口。利休が確立。頭を下げて入ることで身分の差を消した。
関連記事: 茶の間の姿勢、身体が先に覚えること膝を折り足の甲を畳に着けて踵に尻を載せる座り方。茶道、武道、伝統芸能の基本姿勢。
関連記事: 茶の間の姿勢、身体が先に覚えること坐禅の合間に行われる、極めてゆっくりとした歩行修行。一息半歩で足と呼吸を完全に同期させる。
関連記事: 禅の歩き方、経行という三十分の練習茶道具を清めるための絹の布。さばき方そのものが点前に組み込まれた、稽古を要する所作。
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神域と俗界を区切る神社の門。二本の柱と二本の横木からなる原型的な構造をもつ。
関連記事: 水と鳥居、海に立つ社の幾何学太陽の黄経で一年を二十四等分した約十五日ごとの季節区分。立春から大寒まで。
関連記事: 二十四節気のなかの春、清明から穀雨へ節気をさらに五日ごとに細分化した、七十二の自然現象による季節記述。
関連記事: 二十四節気のなかの春、清明から穀雨へ年明けに神社や寺を参拝する慣習。明治期に鉄道網とともに全国規模の年中行事に。
関連記事: 初詣の朝、地方の神社の小さな列祭礼の際に神霊を乗せて巡行する輿。十人から数十人で担ぎ、すり足の練習を要する。
関連記事: 祭りの所作、見えにくい身体の練習農作業や屋根葺きを集落で互いに助け合う共同労働の慣習。合掌造りの維持にも不可欠。
関連記事: 合掌造りの冬、屋根を支える縄の話本用語集は、Japendの記事に頻出する日本語の伝統用語を、読者の理解の助けとなるように編集部が独自にまとめたものです。 解説は記事の文脈に即した簡潔なものであり、より広い意味や歴史的変遷については、専門の辞典や研究書もあわせてご参照ください。 地域差や流派による解釈の違いについては、関連記事内で個別に触れています。
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用語の本当のかたちは、それが使われる文脈のなかで初めて見えてきます。
Japendの記事は、こうした言葉が実際に生きている現場の記録です。
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